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”最強”の自覚がないロイド少年は諦めない
今回は「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」2話をレビューします。
2話「たとえば百獣の王が動物園のふれあいコーナーに寝転がるような場違い感」あらすじ
アザミ王国士官学校の入学試験に落ちてしまったロイド少年。王国に残って試験をもう一度受けるために「クロムの食堂」バイトを始めます。村では最弱のロイド、料理の腕は1番と言われていました。
士官学校のメルトファン先生たちはロイドが試験に落ちた理由が「古代ルーン文字」で記述試験に解答していたためと気が付きロイドの実力に驚愕します。
ロイドに助けられ好意を寄せるセレン、ロイドを利用して得をしたいリホ、戦力強化のためにロイド士官学校に入れたいメルトファン。協力してロイドを探し始めます。
アランにちょっかいをかけられ勝負することになったセレン。そこにモンスターを探していたロイドが現れ、セレンの代わりに戦うことに…ロイドの実力を見極めようとするメルトファンたち。
セレンの一発が繰り出される直前マリーが風魔法でロイドを連れ去っていきます。
アザミ国の現状
アザミ国の現状は厳しく、国王が戦争を望むようになり隣国・ジオー帝国といつ戦争になってもおかしくない状況のようです。
それを止めようとしている魔女マリー。そのためにアルカに魔法を習っていたとのことでした。今後ロイドが戦争に巻き込めれていくことも暗示させていました。
2話感想、シリアスな感じはなくコメディー展開が多い
セレンのヤンデレっぽい描写、マリーとアルカのやり取りなど思わずくすっと笑ってしまうシーンは楽しめました。
大型のバッタもモンスターというにはちょっと適当な気がしますがコメディ感をだすためと考えられなくもないです。
気になるのはキャラクターがそこまで立っていないこと。キャラクターの感情や過去を深堀りするような描写が少なくキャラクターに感情移入できません。これは量産型アニメの特徴でもありますが…
消費されるアニメになるのか、名アニメになるのか。今後に期待したいと思います。
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