どうも、izuだ。
Surface LaptopとNew Surface Pro。マイクロソフトが本当に熱い。
2012年に販売したSurfaceでWindows OSを提供する側からパソコン開発も手がけるようになって5年。ついにマイクロソフト初のクラムシェル型のノートブックSurface Laptopが発表された。そして、直後にNew Surface Proも登場…
日本での発売はSurface Laptopが7月20日で12万6800円から、New Surface Proが6月15日10万5800円からとなっている(いずれも税抜価格)。
この記事では、販売が待ちきれないマイクロソフトの2つの新製品Surface LaptopとNew Surface Proの特徴を比較していく。どちらを購入するか迷っている方は必読だ。
Surface Laptop VS New Surface Pro スペック比較
さっそくSurface LaptopとNew Surface Proのスペックを比較して、両者の特徴を見ていこう。CPUやメモリの構成が多数あるため大きな表となるがスクロールして見てほしい。
注目してほしいスペックは赤で示した。
Surface Laptop | New Surface Pro | ||||
サイズ | 308.1×223.27×14.48mm | 292x201x8.5mm | |||
重量 | 1,250g | 1283g | 768g | 770g | 782g |
CPU* | Core i5 | Core i7 | Core m3 | Core i5 | Core i7 |
OS | Windows 10 S(10 Proへ無料アップグレード可能) | Windows 10 Pro | |||
メモリ | 4/8GB | 8/16GB | 4GB | 4/8GB | 8/16GB |
ストレージ | 128/256GB SSD | 256/512GB/1TB SSD | 128GB SSD | 128/256GB SSD | 256/512GB/1TB SSD |
ディスプレイ | 13.5インチPixelsenseディスプレイ(2256×1504,201PPI),10 点マルチタッチ対応,Gorilla Glass 3 | 12.3インチPixelSenseディスプレイ(2736×1824,267PPI),10 点マルチタッチ対応 | |||
グラフィック | インテルHDグラフィクス620 | インテルIris Plusグラフィクス640 | インテルHDグラフィクス615 | インテルHDグラフィクス620 | インテルIris Plusグラフィクス640 |
カメラ | 720p HDカメラ,ステレオ マイク | 前面5MPカメラ(Windows Hello,1080p対応) 背面8MPカメラ(AF,1080対応) | |||
マイク/スピーカー | ステレオ マイク,Omnisonicスピーカー(Dolby Audio Premium) | ステレオ マイク/ステレオスピーカー(Dolby Audio Premium) | |||
インターフェイス | USB 3.0,Mini DisplayPort,Surface Connect,3.5mm ヘッドホン ジャック | USB 3.0,microSDカードスロット,Surface Connect,3.5mmヘッドセット ジャック,Mini DisplayPort,カバー用端子 | |||
センサー | 環境光センサー | 環境光センサー,加速度計,ジャイロスコープ | |||
通信 | 802.11ac,IEEE 802.11a/b/g/n互換,Bluetooth 4.0 LE | IEEE 802.11 a/b/g/n互換,Bluetooth4.0 | |||
バッテリー | 最大約14.5時間の動画再生 | 最大約13.5時間の動画再生 | |||
付属ソフト等 | Office | Office,Surface Pen | Office Home & Business Premium,Office 365 | ||
カラー | バーガンディ,プラチナ,コバルトブルー,グラファイトゴールド | プラチナ | |||
価格(税込) | 136,944/158,544円 | 206,064/280,584/341,064円 | 114,264円 | 136,944/158,544円 | 206,064/280,584/341,064円 |
*CPUは全てインテル第七世代
それぞれの特徴と比較
Surface Laptopの特徴
Surface Laptopはビジネスマンや学生向けのハイスペックノートパソコンだ。13.5インチ(2256×1504)とモバイルノートパソコンの中では比較的大きめかつ高精細なディスプレイを搭載し、タッチ操作にも対応している。
最大14.5時間の動画再生が可能で、バッテリーの持ちはこのクラスのノートパソコンの中ではトップクラスだ。
Surfaceシリーズ通しての特徴としてSurface Penを使った高精度の書き込みができる。近日発売予定の新しいSurface Penは4096段階の筆圧を認識する。ラップトップでこのような特徴を持つのはSurface Laptopだけだ。Surface Laptopのcore i7モデルにはSurface Penが付属する。
Surface Laptopの魅力はスペックだけにとどまらない。
高級感のあるアルミニウムボディに、本体色はバーガンディ、プラチナ、コバルトブルー、グラファイトゴールドの4種類。光沢がおさえられた色はシックでクールだ。これまでのSurfaceシリーズと同様に角を残したデザインは、メカとしてのSurfaceの存在感を際立たせている。
また、Signature Alcantaraを使用したキーボードとパーム レストには他のPCにはない高級感と手触りが感じられることだろう。汗でシミが付くといった話もあるが…
最後に、Surface Laptopの面白い点として、スピーカーがキーボードの下に内蔵されている。これがどのような効果を生むのかわからないが、ユニークな点といえよう。
New Surface Proの特徴
マイクロソフトがデザインしてトレンドを作り上げた、キックスタンドで自立し、キーボード兼カバーを装着してノートパソコンのように使えるタブレットPC。その最新型の特徴は長時間駆動のバッテリーとファンレス化・キックスタンドの角度だ。
Surface Pro 4では動画再生最大約9時間だったが、New Surface Proでは1.5倍の13.5時間になった。充電を気にせず一日中フルに使えそうだ。完全なノートパソコンのSurface Laptopと比較しても1時間しか差がない。
二つ目の大きな進化といえるのがCore m3モデルとCore i5モデルのファンレス化だ。従来のSurfaceは高い負荷がかかる処理をすると、静かとはいえないファンの音が響いた。しかし、New Surface Proではファンレスの冷却システム採用によってファン音がなくなり、従来より遥かに快適に使用できる。Core i7モデルに関してもファンレスではないもののハイブリッド冷却システムによってより静かに使用できるようになった。
Surface Pro 5ではなく、”New” Surface Proの3つ目の理由はキックスタンドの進化だ。New Surface Proでは最大165度、最小は制限なくキックスタンドを広げることができる。スタジオモードと名付けられたキックスタンドを165度曲げた状態は手書き入力に最適とされている。また、キックスタンドをほんの少しだけ広げるということもできるようになり、新幹線など狭い場所でのワークもこなせるようになった*。