斬新だけど買う気は起こらない…
どうも、izuです。
今回は先日発表されたappleの新型MacBook Proにについて、使い難いだろう点を紹介していきます。購入前の参考にしていただけると幸いです。
<目次>
1.新旧の違い
2.先進的だが実用性に欠ける
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1.新型と旧型の違い
まずはじめに新型MacBook Proは旧型から何が変わったをみていきます。
今回の発表の大きな目玉となったのは有機ELディスプレイを採用したTouch Barです。Touch Barは従来ファンクションキーが配置されていたキーボード上部の場所にあるガラスで、開いているソフトによって異なるショートカットキーが表示されるディスプレイとなっています。
また、Touch Barの右横にはiPhoneではすでに導入されていた指紋認証が追加されました。
Touch Barばかり話題に登っていて目立ちませんが、実は新型Mac Book Proは大幅に軽量・小型化しています。
13インチ・15インチともに約200グラム軽量化、約3mmの薄型化で少し持ち運びやすくなったと思います。これまでのMacBook Proの難点は2kgを超える重さで持ち運びにくいということだったと思うので、これは非常によい傾向です。
反対に、USBポートやSDカードスロットが消えて4つのUSB(type-C)ポートに変わったことは改悪したという他ありません。これについては次の項で詳細に書いていきます。
先進的だが実用性がない
筆者がMacBook Proをおすすめしない理由は「USBポートがないこと」これにつきます。
新型MacBook Proでは、昨年発表されたMacBookと同様にUSB Cポートと3.5mmイヤホンジャック以外のインターフェイスがなくなりました。Touch IDとTouch Barが付いた13インチ・15インチモデルではUSB Cが4ポート、どちらもつかない13インチモデルでは2ポートしかありません。
フルサイズのUSBポートがないのは本当に深刻な問題です。アップルは私たちにこう言っているに等しいです。
「新しいMacBook ProにはiPhoneが接続できません。USBメモリも接続できません。SDカードもそのままささりません。ポートブルHDDもつなげません。これらをつなぎたい場合は専用のケーブルを購入してください。」
MacBook Proはクリエイターなど、屋外でもデスクトップ並みの性能が必要な人向けの製品です。そういう人はポータブルHDDなどを使用する機会も多いかと思います。最近はUSB C接続用のものも出てきましたが、まだまだフルサイズのUSBポートが主流です。
アップルは将来を見据えてこのような斬新なインターフェイスにしたのだと思いますが、一般的なUSBポートも2つは残しておいてほしかった。
自分が使用する分にはUSB C対応のものを購入すればいいですが、他の人とデータをやり取りするときに相手がUSB Cを使っていることはまれでしょう。
アップルはUSB CからフルサイズUSB,SDカード,Lightning,HDMIへの変換ケーブルを販売していますがどれも2,000円以上する高級ケーブル。そして何よりダサい…
デザインにこだわってきたアップルがなぜこんなにダサいことをするのか…正直信じられません。(これはMacBook発表のときも思ったがMacBookはクラウドを利用して使うパソコンとしてまあ納得できた。)
ジョブスが生きていたら確実に怒るでしょう。
まとめ
これまでに書いてきたとおり、新型MacBook ProはTouch BarとTouch IDを備えた興味深いノートパソコンですが、USB Cポートしかないというただ1点において購入をおすすめできない製品です。
もっとUSB Cが普及すれば話は変わってくると思いますが、現状では不便なことが多すぎると思います。
アップルはiPhoneやiPadにUSB-Lightningケーブルに加えてUSB C-Lightningケーブルも付属させるなど、自らが想像する未来にむけてやることがあるのでは無いでしょうか。
ではまた、