こんにちは、izuです。
今回は発売からだいぶ経ってはいますが、ASUSから販売されている軽量モバイルノートPC「X205TA」を紹介します。
*2015年10月上旬にこのパソコンの新モデル「ASUS Eeebook X205TA-DBLUE10」、「ASUS Eeebook X205TA-RED10」、「ASUS Eeebook X205TA-WHITE10」が販売開始されました。昔のモデルと新しいモデルではほとんどスペック差はありませんが、二者の比較をしてみましたので、こちらもご参考ください。→「何が変わった!? 新しいEeeBook X205TA-10シリーズ 新旧比較」
(注)X205TAの外観や使用感など詳細なレビューはこの記事を御覧ください。
*windows10へのアップグレードでトラックパッドが使えなくなる問題の対処法は最後の方に紹介しています。
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X205TAの特徴
「X205TA」の特徴はズバリ
小さい
軽い
安い
です。
11.6インチディスプレイ
980g
37,548円(amazon12/20日現在)
重い操作(動画の編集など)をしないのであればこれほどよいノートパソコンは無いでしょう。
詳しくスペックを見てみると
CPU | インテル® Atom™ プロセッサー Z3735F |
OS | Windows 8.1 with Bing(windows10にアップグレード可) |
メモリ | 2 GB |
ディスプレイ | 11.6型 1,366×768ドット(WXGA) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス(CPU内蔵) |
ストレージ | 64GB |
カードリーダー | microSD |
カメラ(フロント) | 30 万画素Webカメラ |
ネットワーク、通信 | IEEE 802.11a/b/g/n,Bluetooth V4.0 |
インターフェース | USB 2.0×2,マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック,microHDMI (タイプD) |
サイズ | 286×193.3×17.5mm (WxDxH) |
質量 | 約0.98 kg |
となっています。
これを見ると、X205TAはwindowsタブレットのスペックに似ています。というよりwindowsタブレットをノートパソコンに直しました、という印象です。X205TAの軽量化と低価格化には、これが寄与していると思います。
実際に使用してみて
第一印象は「軽い!!」ということでした。980gと1kg以下の重量で、しかも11インチディスプレイなので非常にコンパクトで持ち運びに最適です。
購入時にはレッドは派手ではないかと不安でしたが、テカテカとした赤ではなく、マットな質感なのでチープさは感じませんでした。
使用してみて、処理速度に不満はなく、起動時間も早かったです。office365をインストールして使っていますが不満は何もありません。動画編集などの重い処理は無理は難しいですが、sound engineを使っての音楽編集はスムーズにできました。
トラックパッドは横長ですが、スクロールには十分な縦幅があります。トラックパッドでのカーソル移動もスムーズに行なえます。マウスを使う場合にはbluetoothマウスがオススメです。筆者はより安いロジクールの無線マウスを使っています。
キーボードもちょうどよい大きさでタイピンがとてもしやすいです。本体ストレージは64GBですが実際に自由に使えるのは最大でも40GBくらいです。microSDスロットがあるので容量不足はこれで補うと良いです(挿しっぱなしにできるようになっています)。
ビジネス用途にも使えるようにmicroHDMIポートもついています。HDMIに変換するケーブルを買えば、プロジェクターも使えます。バッテリーの持ちもよく、10時間位持ちます。一日使っていて充電残量が気になることはめったにありませんでした。充電時間は2~3時間ほど。ACアダプターは小さく、リバーシブルなので簡単にさせます。少々気になった点は本体の塗装が剥げやすいことです。
起動時間は18秒くらい
X205TAの外観と付属品
X205TAの外観と付属品(ACアダプター)の紹介をしていきます。基本的な説明は、先に書いた通りなので、ここでは写真と簡単なコメントだけにします。
X205TAのサイズはA4とほぼ同じ。厚さは1.75cm
打ちやすいキーボード
右側面にはUSB2.0ポートが2つ。3.0じゃないのが惜しい!!
左側面には左から電源ポート、microSD挿入口、microHDMIポート、イヤホンジャック
底面の手前側両サイドには2Wのスピーカーが付いている。(横長の溝部分)
ACアダプターはコンパクト。持ち運びには重要なポイントです。
プロジェクターにつなげるときは変換ケーブルが必要(microHDMI to HDMI)
塗装が剥げた部分
まとめ
持ち歩きように軽くて小さく、そして安いPCをお探しの方は「X205TA」一択です。ビジネス用途(オフィス等)ならスペックも十分です。980gという軽さのPCはこの価格帯のパソコンには「X205TA」以外ありません。他は1.5kgくらいのPCがほとんどです。10万円くらい出せるならsurface pro 4やmac book、mac book airが良いと思いますが、安く抑えたいのなら十分に「アリ」の端末でしょう。
追記:
windows10にアップグレードした際トラックパッドが使えなくなることがあります。この場合、無線または有線のマウスを接続してパソコンにインストールされている「Smart Gesture」をアンインストールし、以下のURLからwindows10 32bit用の「Smart Gesture」をダウンロード・インストールすることで、トラックパッドが使えるようになります。
・smart gesture ダウンロードページ→http://support.asus.com/Download.aspx?SLanguage=en&m=smart+gesture
*2015年10月上旬にこのパソコンの新モデル「ASUS Eeebook X205TA-DBLUE10」、「ASUS Eeebook X205TA-RED10」、「ASUS Eeebook X205TA-WHITE10」が販売開始されます。昔のモデルと新しいモデルではあまりスペック差はありませんが、二者の比較をしてみましたので、こちらもご参考ください。→「何が変わった!? 新しいEeeBook X205TA-10シリーズ 新旧比較
*2016年3月上旬にX205TAの後継機であるASUS VivoBook E200HAが販売されます。同じ価格でCPUなどがより強化されたモデルで、X205TAとの比較もしてみたので、こちらもご参考ください。→「X205後継機!? ASUS VivoBook E200HA をX205TAと比較してみた -軽量格安モバイルノートPC-」
ではまた、