しっかり使える端末なのに安い!
噂されていたiPhone SEの後継機種、iPhone SE第2世代(iPhone SE2)が遂に発表されました。
iPhone SE2の一番の特徴は価格!
iPhone11と同じ性能(A13 Bionicチップ)を搭載しながら価格は半額に近い44,800円(税別)からです!(iPhone 11は74,800円(税別)から)
「なんでこんなに安いの?」「安いし他の部分が色々犠牲になってるんでしょ?」と思うのが当然ですよね。でも、iPhone SE2は必要要素をしっかりおさえていているんです。
しっかり使える端末なのに、安い!今回はこの「安さ」の理由を考えていきたいと思います。
iPhone SE2の特徴まとめ
まずは、iPhone SE2の特徴を簡単に紹介します。iPhone SE2はiPhone8をベースに性能を強化した1台といえます。
・価格 64GB 44,800円 ~ 256GB 60,800円
・4.7インチRetina HDディスプレイ(iPhone8と同じ)
・A13 Bionicチップ(iPhone11と同じ)
・シングルカメラ(4K60fpsの動画撮影可)
・耐水(IP67)
・イヤホンジャックなし
・Touch ID搭載ホームボタン
処理能力がiPhone11と同じでこの性能は非常に魅力的です。安いのに長く使えそうな1台だと思いました。
価格が低い理由は?
とっても素敵なスペックのiPhone SE2ですが、どうしてここまで価格を抑えることができたのでしょうか。理由を考えてみました。
開発コストが安い
まず、本体がiPhone8そのものなので製造コストが安いと思われます。また、iPhone SE2では他のiPhoneにない新技術は一切搭載されていません。
つまり、これまでのiPhoneを組み合わせた製品がiPhone SE2なのです。当然、開発コストは他製品より低かったと思われます。
プロセッサ(チップ)以外の性能を落とした
iPhone11と同じチップを採用して処理能力は最新ですが、他メーカーがfull HD(1920×1080)のディスプレイを搭載する中、iPhone SE2はHD(1,334 x 750)ディスプレイで解像度が劣っています(とわいえきれいだと思いますが…)
また、トレンドである全画面ディスプレイは非採用で、昔のホームボタンを搭載した端末になっています。
すべて最新!を追わない代わりに低価格を実現していますね。
高いiPohneをより魅力的に見せる
最後にiPhone SE2は発売することで、上位版であるiPhone11がより売れる期待ができます。
お手頃なiPhone SE2で新規のユーザーを獲得し、そのユーザーが次はより高い製品を購入してくれる可能性は増えます。
また、いざ「iPhoneを買おう」となった時、iPhone SE2が約5万円、iPhone11が約8万円、iPhone11 proが約11万円と3つの価格帯で端末が揃います。すると、ユーザーは消費者心理から真ん中のiPhone11を選びたくなると思います。
Appleのシェア拡大と売上向上の戦略として、iPhone SE2は「背伸びしなくても手に入る」かつ「iPhone11, iPhone11 proとの明確な価格帯わけ」を考えた値段設定なのだと思います。
iPhone SE2はコスパが一番高い!
最後にまとめると、iPhone SE2はiPhoneシリーズでコスパが一番高い!ということになると思います。大学生や高校生におすすめのスマートフォンといえると思います。
実機を触ってみたくなるくらい魅力的な端末でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
・ 画像はhttps://www.apple.com/jp/iphone-se/specs/より