これから医療系の学部に進学する方に向けて、パソコンを買う時に注目してほしいポイントを紹介します。
とくに、Windowsのパソコンを買うかAppleのパソコン(Mac)を買うか迷っている方におすすめです。
病院で働くときに困らないようにパソコンを選ぶ
医師、看護師、放射線技師、検査技師、看護助手、医療事務…色々な職種の人が病院で働いています。その全員が日常的に使うのがパソコンです。
病院で働くときに「パソコン使えません」では困るのは誰にでも想像できると思います。
なので、パソコンが苦手な人は病院で使われているパソコン(OS)と同じものを用意して、学生の内に慣れておくことが大切です。
じゃあ、病院で使われているパソコンって何?
病院でMac OSを見たことがない
病院で使用されるパソコンはほぼすべてWindowsと思って間違いありません。Mac OS(OS X)のパソコンは見たことがありません。(個人的にMacbookを使っている先生はいらっしゃいます。)
なぜ病院がWindowsを選ぶのか。3つの理由が考えられます。
1.すべてのOSを揃えるため
画像診断装置等の機械はほとんどWindowsが搭載されています。これに合わせて病院全体のシステムもWindowsで統一している可能性が高いと思われます。
カルテシステムがほとんどWindowsだったから画像診断装置のOSもwindowsということも考えられますが、鶏が先か卵が先かの議論です。
2.パソコン1台の値段が安く、メンテがしやすい。
個人病院ではパソコンの数も10台にも満たないかもしれませんが、大きな病院では何百台というパソコンが使用されています。当然相当なコストがかかっているはずです。
一般にWindowsパソコンはMacよりも安価なのでWindowsが選ばれている可能性が考えられますね。また、Windowsなら病院等での長期の使用に耐えられる安定性の高いパソコンを提供しているメーカーがあるのも選ばれる要因の一つではないでしょうか。メンテナンスもWindowsのほうが楽です。
2.一番使われているから
一般のパソコンのOSシェアはWindowsが約85%、mac osが約10%、その他約5%くらいです。
一番多く使われているパソコンだから、一番みんなが使い慣れている。これも病院でWindowsが選ばれる理由かと思います。
パソコンに不慣れな人はWindowsがおすすめ
結論です。医療系学生(大学生)でパソコンに不慣れな人は、将来を見越してWindowsパソコンを用意するのが良いと思います。
パソコンが得意!という人はMacでもWindowsでも好きな方を選べば良いと思います。
Windowsのノートパソコンには色々あって迷うかもしれませんが、無難なのは軽くて持ち運びに便利なパソコン。
私のおすすめはマイクロソフトが出しているノートパソコン「Surface Pro」「Surface Laptop」です。純正なのでサポートがしっかりしています。