どうも、izuです。
久しぶりです。このフレーズ毎回書いている気が…
一週間以上記事を投稿できませんでした。
大学のテストはしんどい…
さて、今回は先日見に行ってきた映画「聲の形」の感想と考察を書いていきます。
今さら?と思う人も多いかもしれません。ホントはもっと早く見に行きたかったんですけどね。
毎度のことですが、今回の感想と考察はネタバレ要素が満載なので、まだ映画を見ていない人は注意してください。ちなみに筆者は原作を読んでいないので純粋にアニメーションだけのレビューです。
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聲の形の正直な感想
伝えたい事があってもそれを伝えるのは難しい。それは相手も同じ。
だから、もう一度向き合ってみたら相手の気持ちが分かるかも。
あなたが気付いていないだけで世界はとても美しい。
映画から伝わってきたのはこんなメッセージでした。
キャクターたちがこんなことを言っているわけではありませんが、十分にそのメッセージが伝わって来ました。
しかし、メッセージが伝わってきた一方で”物足りない感”も同時にいだきました。
キャラクターの行動とその理由が微妙な気がします。
その一番の例は、西宮硝子はなぜ石田将也を好きになったのか。
将也が硝子をいじめていた小学生の頃から、硝子は将也と友だちになりたい様子でした。でも、あれだけのいじめを受けてもなお将也と友だちになりたいと思うものでしょうか。
映画を見た後に何度も考えましたが、納得できる理由が見つけられませんでした。
この作品が本当に面白い作品か考えてしまうのは、おそらくこの点にあると思います。西宮が将也を好きになっていく過程が十分に描かれていないため、物語に最後まで違和感が付きまとって、あまり感動できないのです。
これは僕の理解不足なのかもしれないので、もう一回映画を見直したい気持ちです。
作画クオリティはさすがの京アニ
今回の映画もとても美しいアニメーションでした。京都アニメーションの作品は基本的に社内スタッフのみで作成されているので安定のクオリティ。
一度京都アニメーションの建物を見たことがありますが、そこまで大きくない建物の印象でした。そんなところから毎回ハイクオリティのアニメが出ているなんて、すごい…
監督である山田尚子さんはインタビューで、聲の形の背景は青空を多めにしたと言っていました。
「将也は自分で自分を閉じ込めてしまっているので、それを取り巻く世界までふさぎ込んで見えるのは嫌だなと思って」
アニメのシーンシーンに意味があるんだなと思いました。
見に行く価値はあり!
なんだかんだ、絶対に見に行ったほうがいいとは言えませんが、一度見に行ってみたらいいかなと思います。
違和感を感じる部分がありましたが、映画を通して伝わってくるものがありました。
山田尚子さんはキャラクターの感情表現がとても上手く、非常に魅力的な作品となっています。「けいおん!」と「たまこラブストーリー」がおすすめです。
「聲の形」も難聴や自殺といった重たい内容を扱いながら、消して暗くならないむしろ前向きな作品になっています。
次の記事では、「聲の形」の考察をしてみたいと思います。筆者なりに作品について出来る限り考えてみたので是非御覧ください。
ではまた、