Pro 3 との違いは? ここが変わった Surface Pro 4

日本マイクロソフトは「Surface pro 4」と「Surface Book」を国内発表した。海外ではすでに予約が開始されていたので、日本では遅れての発表となる。

今回は、「Surface pro 3」の後継機である。「Surface pro 4」に注目することにする。

ここが変わった。Surface pro 4

「Surface pro 3」から「Surface pro 4」になって変わった点を紹介していこう。

画面の大きさは12.3インチのまま、ディスプレイが 2160×1440 から 2736×1824 となった。解像度はappleが発表した「iPad Pro」よりも高く、より高画質となった。

CPUの性能が4世代”Haswell”から6世代”Skylake”にアップグレードした。6世代”Skylake”には新アーキテクチャによる性能向上、DDR4メモリ対応などの特徴があり、より高速なエクスペリエンスが期待できそうだ。

重量は従来の800グラムから最大34g軽い766gに。厚みは9.1mmから0.65mm薄い8.45mmに。インパクトのある数字には思えないが着実に軽量・薄型化している。

お馴染みのタイプカバーも新しくなり、キーボードが独立キー型となった。これによって、キーの打ち間違いが減り、より快適なタイピングエクスペリエスが期待される。また、指紋認証機能を備えたタイプカバーも発表された。

新しいSurface ペンでは筆圧感知機能が1024段階に向上した。また、ペン先の4種類用意されていて、用途に合わせて使用できる。本体とはマグネットで着脱できるようになり、更に使いやすいペンになっている。

フロントカメラの性能は5メガピクセルと変化はないが、背面カメラは5メガピクセルから8メガピクセルへとアップグレードされた。フラッシュが無いのは少し残念ではあるが。

今まではストレージは最大512GB SSDであったが「Surface pro 4」では1TB SSDも加わった。

スペック一覧は以下に示すとおりだ。

	Surface pro 4	Surface pro 3
OS	Windows 10 Pro	Windows 10 Pro
サイズ	292.10×201.42x8.45mm	292.10×201.42×9.1mm
重量	i5/i7:786g,m3:766g	800g
ストレージ	128/256/512GB/1TB SSD	64/128/256/512GB SSD
ディスプレイ	12.3インチ2736×1824(267 PPI)	12インチ2160×1440
CPU	6世代Intel Core m3, i5, i7	4世代Intel Core i3, i5, i7
メモリー	4/8/16GB RAM	4/8GB
Ports	USB 3.0ポート,microSDポート,ヘッドホンジャック,Mini DisplayPort, Cover port, Surface Connect	USB 3.0ポート,microSDポート,ヘッドホンジャック,Mini DisplayPort, Cover port
カメラ	フロント5メガ、リア8メガピクセル	フロント5メガ、リア5メガピクセル
センサー	光センサー、ジャイロスコープ	光センサー、ジャイロスコープ

当然ながらこれだけのスペックアップを果たした「Surface Pro 4」が「Surface Pro 3」を値段の面で上回らないはずがない。

値段を表にまとめておくと以下のようになる。(税抜き)

Surface Pro 4 (Core m3, 4GB, 128GB)	124,800円
Surface Pro 4 (Core i5, 4GB, 128GB)	139,800円
Surface Pro 4 (Core i5, 8GB, 256GB)	179,800円
Surface Pro 4 (Core i7, 8GB, 256GB)	214,800円
Surface Pro 4 (Core i7, 16GB, 512GB)	239,800円
Surface Pro 4 タイプカバー（ブラック、シアン、ブルー、レッド、ティールグリーン）	16,400円
Surface ペン（シルバー、ブラック、ブルー、レッド）	7,800円
Surface ペン先キット	1,400円
Surface ドック	25,400円