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映画「聲の形」感想&考察 考察編

      2016/11/20

どうも、izuです。

前回に引き続いて、今回も先日見に行ってきた映画「聲の形」について。

今回は考察編ということで聲の形についてとことん考察していきます!

今回もネタバレ満載なので注意してください。


<目次>

・伝わってくるメッセージ

・橋という場所

・硝子が将也を好きになった理由

・硝子が自殺しようとした理由

・真柴智の役割は

・将也たちと永束友宏

・顔についた×じるし


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聲の形から伝わってくるメッセージ

映画を見終わった後に感じたメッセージは、感想編でも書いたとおりですがもう一度書いておきます。

伝えたい事があってもそれを伝えるのは難しい。それは相手も同じ。

だから、もう一度向き合ってみたら相手の気持ちが分かるかも。

あなたが気付いていないだけで世界はとても美しい。

どうして、このようなメッセージを感じたかは考察をする中で説明していきます。

 

橋という場所

聲の形では橋が重要な場所となっています。

将也と硝子が合う場所。飛び込む場所。硝子が将也に告白した場所。みんなと喧嘩した場所。

そして、硝子と目覚めた将也が合う場所。

聲の形では橋が物語の進展する場所・本当の感情を伝える場所という感じ。橋のシーンをは注意してみましょう。

 

なぜ硝子は将也のことを好きになったのか

感想編でも書いたのですが、この映画の最大の疑問点だと思います。

硝子は小学生の時に将也からいじめを受けていたわけですが、当時から将也のことが嫌いではないようでした。それは将也に手話で「あなたと私、友だちになれるかな?」と話しかけいたことから確かです。

硝子は自分が悪いと思ってしまう性格なようで、いじめられてもそれは自分が悪いと思ってしまうようです。なので、自分をいじめた将也のことは多少怖くても、友達になりたいと思っていたのでしょうか。

 

将也と再開したとき、手話を覚えてくれたことがとても嬉しい様子でした。

また、将也から返してもらった小学生の時に使っていた会話ノート(悪口がたくさん書かれている)が大切なようで、誤って川に落としてしまったときは、川に飛び込んでまでノートを拾っていました。

将也から猫のポーチをもらった時も、嬉しそうでした。これで好きになったをはいえないと思いますが。

 

硝子が将也に告白したのは物語の序盤の方で、やはりいくら考えても将也を好きになった理由は思いつきませんでした。

硝子の告白はテーマである「伝えたくても、伝わらない」を表現するためにシーンだったのかと思います。序盤に告白シーンがあったのも納得できます。

 

硝子が自殺しようとした理由

先ほと説明したとおり、硝子は何でも自分のせいだと考えてしまう性格です。

自分が将也と一緒にいるから、せっかく仲良くなった友達との関係も崩れてしまった。自分が近くにいるからおばあちゃんが亡くなってしまった。

自分の回りにいる人は不幸になると感じてしまった硝子は自殺を決意します。本当は将也を含め硝子に助けられている人はたくさんいるのに。

 

真柴智の役割は

見終わったときには、真柴智の役割が全くわかりませんでした。

物語の中盤でいきなり仲良くなりたいと言ってきた彼。将也と仲良くなって一緒に遊園地に行ったり仲良くなります。しかし将也が仲間たちに悪口を言ってしまう場面で、「最低だよ」といとこと残して去ってしまいます。

硝子の自殺を止めて代わりにマンションから落ちて意識不明になった将也が目を覚ました後は、仲直りして再び友だちになりました。

見終わった時は、正直なんでこのキャラクターがいるのか分かりませんでした。別に登場しなくても良かったではないかと思いました。

しかし、登場しているからには意味があると思うので色々考えてみました。

結果、真柴智は「主人公・将也は自分の世界に閉じこもっているけれど、彼の周りの世界は将也に対して開いている」ということを強調するためのキャラクターだったのかなと思い始めました。

将也はいじめを受け続けて自分が硝子にしたことの重大さに気が付き、自分は最低な人間だから、これ以上他人と付き合ってはダメだと思っています。また、同時に周りの人のことを信頼できなくなっているんだと思います。

しかし、将也の周りはというと小学生の時に公開したのは将也だけではなかったし、将也と仲良くしてみたい人もいることを描くことによって、世界が将也が思っているように悪いものじゃないということが表現されていると思います。

 

将也たちと永束友宏

将也を初め殆どの登場人物が自分のことしか見えていない感じがします。

石田将也、西宮硝子、植野直花、佐原みよこ、河井みき。小学生の時に同じクラスだったこの4人はそれが顕著に描かれています。

将也の自殺未遂も、硝子の自殺未遂も、上野や河井の言動も、自分から見た相手しか見えていない印象を受けました。相手から見た自分の存在や相手の考えていること(相手の聲)が認識できていないのかなと。

将也が目を覚まして以降のストーリーはそれが少しずつ変わっていき、みんなが相手の立場に立ってものを考えられるようになっていきます。物語のこうした部分は、筆者がメッセージを感じた部分でもありました。

将也たちとは対象的にいついかなるときも友達を信頼している永束友宏は、将也たちに大切なことを教えてくれた存在だと思います。ユーモラスな性格は物語を明るく支えています。

 

顔の×じるし

聲の形で特徴的な表現といえば、将也の周りの人達の顔についた×じるし。

これは主人公・将也が自分の世界を閉じてしまっていることを表しています。いじめをしたという重い罪の意識が将也の中に「自分は生きていてはいけない最低な人間だ」「周りに人とは関われない。」といった感情を生み出しています。

×じるしは将也がその人としっかり向き合うことを決めた時にはずれていきます(小学生の時に将也をいじめていた人を除く)。

反対に、上野が将也をかつてのいじめっ子に再開させたとき、彼女の顔に×じるしが復活しました。

ストーリーの最期の部分では、将也が周りの人と向き合っていく決意をして、全員の顔の×じるしが取れて世界が広がっていきます。将也が気付いていなかっただけで世界は本当は美しい(素晴らしい)んだということが分かるシーンです。

 

的はずれな考察があったらすみません。楽しんで読んでいただけたなら幸いです。

ではまた、

 

映画『聲の形』公式サイト

※サムネイルの画像は映画『聲の形』公式サイトより

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